パンフレット撮影と衣裳選び。幸が着る服から心の状態を想像する
パンフレット用の写真撮影を行いました。舞台用のメイクは今回が初めてで、つけまつげに苦戦。衣裳は一から制作せず、テーマカラーに沿って自分の私服から選びます。幸がその場面でなぜその服を選んだのか、衣裳からも想像していただけたら嬉しいです。
稽古日誌 #204

みなさん、こんにちは!
今週の稽古日誌は、ひろ兄こと鈴木啓倫(ひろみち)が担当します。

早いもので、4月に入団したばかりだと思っていたら、すでに本番まであと1か月半に迫ってきました。
そんな中、研を演じる僕はどうかというと……毎回悩みまくる日々です(笑)。


ダンスも歌も芝居も未経験のまま飛び込んだミュージカルの世界。
最初は何もかもが新鮮で、ただただ楽しかったのですが、稽古が進むにつれて、自分にできないことが次々と見えてきました。


最近では、初めて自分にも歌をいただきました!
自分が歌うパートができたことは本当に嬉しくて、テンションが上がったのですが……。
いざ歌ってみると、これが全然ハモれない!!
何度やってもうまくいかず、嬉しい反面、泣きそうになることもしばしば(笑)。

さらに、研が登場する場面は物語においても非常に重要なシーン。
そのことを考えると、正直なところ、ものすごいプレッシャーを感じています。


そして、何より難しいと感じているのが「研という人間になること」です。
研は公や千代さんやハウスのみんなに対して何を考え、何を感じ、どうしてその言葉を口にするのか。
頭では理解しようとしているつもりでも、いざ演じてみると、どうしても普段の自分が顔を出してしまいます。
自分ではない誰かの気持ちになり、その人間として舞台の上で生きる。
言葉にすると簡単そうですが、これが本当に難しい!
先生からいただいたアドバイスを思い返しながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返しています。


正直、うまくできない自分にもどかしさを感じております。
でも、そんな毎日も、今まで経験したことのない世界に飛び込んだからこそ味わえるものなんだと思っています。
50歳を過ぎて、こんなにもできないことに直面し、悩み、挑戦する機会があるというのも、考えてみればなかなか貴重な経験ですよね。
そして、そんな僕に根気強く向き合ってくださる先生方や、劇団のみんなには、本当に感謝しています。
本番まで残された時間は決して長くありません。
少しでも研という人間に近づけるように、そして観に来てくださる皆さんに物語を届けられるように、最後まで前向きに取り組んでいきたいと思います。
せっかく飛び込んだ初めてのミュージカル。
悩むことも、苦労することも、全部ひっくるめて楽しみながら、本番まで走りきりたいと思います!
残り1か月半、みなさん、一緒に頑張りましょう!!
鈴木啓倫
この時期の公演 第9回「金曜日の食卓」
パンフレット用の写真撮影を行いました。舞台用のメイクは今回が初めてで、つけまつげに苦戦。衣裳は一から制作せず、テーマカラーに沿って自分の私服から選びます。幸がその場面でなぜその服を選んだのか、衣裳からも想像していただけたら嬉しいです。
後半のナンバーが一気に来ました。台本で台詞として読んでいたものに音が加わると、心の揺さぶられ方が変わります。スイとソウの距離が近づくナンバーのステージングと、この日は通しも。スイはみんなのエネルギーを近くで受け取れる役です。
住人たちの新しい生活が始まるシーンのステージング。明るくて賑やかと思いきや、小道具やシェアハウスの空間を意識して動く難しさがありました。序盤から中盤まで両チームで通し、玲が生きているという実感が湧いてきます。