ヒールの高さはプライドの高さ。玲というキャラクター
玲がメインで歌うナンバーのステージング。可愛くてキラキラした曲ですが、歌詞をよく聞くと玲というキャラクターをよく表しています。他人が求める自分と、なりたい自分とのギャップについて。
稽古日誌 #144

舞台総見の日、稽古日誌を担当します、田中あゆみです。
過去の稽古日誌で左利き練習を始めたと書いたのですが、毎日の左利き練習もまもなく2年を迎えようとしています。
利き手の右には全く及びませんが、食事の腕は上がりました。そしてピルエットは左回りの方がちょっとだけ自分を信用できます。

いよいよ来月本番の『Trip』。
今回の稽古は舞台総見でした。
この台本で稽古を重ね、様々なことが頭を過ります。

私は子供の頃から球技が好きで、サッカーも好きでした。
大人になってからはフットサルをたまにやるのですが、もう心臓が破れそうなくらいしんどくなるのが情けないことです。
体力が衰えたのかしら。

黄金のJK時代、食べたい分だけ食べていました。
炎天下で動いていたので多少の増減は気になりませんでしたが、儚い青春は確かに青く、
しかし春の兆しなどはなく、黒焦げのまま過ぎ去りました。

花の盛りの二十代。今はこのままでいいからと、無呼吸で走っていました。
なぜ私は東京にいるのだろうと、誰かにすがりたくても手を伸ばせない、なんてこともありました。

そんなこんなで、結婚式もハネムーンも置き去りでしたが、他人の幸せはたくさん見てきました。
背中合わせの不幸せも、いくつか目の当たりにしました。

大学1年生の頃、月1で髪の色を変えても強靭だった我が髪も、あの頃ほどのたくましさはありません。
昔から老け顔だと言われ続けていますが、そろそろ年齢が見た目を追い越して若顔になるかと思いきや、ちゃんと年齢を重ねています。

この先に待っているものなんてわからないけれど、何かあっても正面切って、限りある人生を楽しもうと思います。
ということで、作中の言葉を借りまくりながら、私なりの作品紹介をさせていただきました。
全編はぜひ劇場で!!
皆さまのお越しを、一同楽しみにお待ちしております!!
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田中あゆみ
この時期の公演 第7回「Trip」
玲がメインで歌うナンバーのステージング。可愛くてキラキラした曲ですが、歌詞をよく聞くと玲というキャラクターをよく表しています。他人が求める自分と、なりたい自分とのギャップについて。
歌の確認から、これまでについた全ナンバーのステージング確認まで。裏拍のリズム取りに苦戦しながら、友役の内面を深めていきます。千代・研・公の抜き稽古を見て、間の取り方や相槌から学んだ一日。
ブロードウェイ『Chicago』でエネルギーを充電し、新しい曲の振り入れへ。レッドチームを大観察しながら、自分とはタイプの違う幸役に挑みます。演出から言われた「秘めたものが発揮される時」という言葉を胸に。